『私について』
本が好き。特に登場人物がもしこうだったらとか考えるのが好き。ジャンルは問わない。でもSFっぽいものや、ホラー、ミステリー、日常の風景を切り取ったものを読むことが多い。
漫画はもっと好き。その中でも少年漫画の熱いバトルシーンが好きだ。好きな漫画については隅から隅まで読んでいるし、好きな漫画については長い時間語れる自信がある。小学生の頃は自分にもあんな技やこんな技が出せるのではないかと練習したこともある。自分で言うのは何か気恥ずかしい話ではあるのだが…。
最近の電子化書籍は嫌いだ。紙の質感、重量感が好きだから。世間は手軽に読めるようになったと言うが、それは本と言って良いのかどうか私は疑問を抱いている。私の考え過ぎかも知れないし、あくまで個人的意見ではあるのだが。
だから私は古本屋が好きだ。好きなものに囲まれる場所。何とも言えない高揚感を覚える。私に近い気持ちを持っている人にはきっと伝わってくれるのではないだろうか。
最も誰もが話せる題材であり、かつ、これからの話のきっかけとなっていくのが自己紹介もとい「私について」なのではないだろうか。しかしこの題材はある程度の読み手との信頼関係を要求する。もしここで私が実は宇宙人だと言っても私のことを良く知っているわけではない貴方は、それを嘘だと完全に否定する事が出来るだろうか。私は多くの人の事が知りたい。多くの人と友達になりたい。
だから、もし「私について」もっと聞きたい、読みたいと思ってくれたなら1つだけお願いがある。次は私に教えて欲しい。「貴方について」を。
あとがき:最初に載せる文章ということで、私が自己紹介の時に思う気持ちというものを言葉にしてみました。貴方については教えてもらわなくて大丈夫ですので、私の文で楽しんで貰えれば幸いです。それでは別の文章で。